むさしのプロフィール

1998年産まれ。岐阜県大垣市の病院で取り上げられましたが、その後すぐに愛知県一宮市に移り住みました。

一宮市はとても住みやすい町だったと思います。公共交通機関がそれなりに発達していましたし、国道や高速道路がすぐ側に走っていたので、交通面での不満はありませんでした。

名古屋まで電車で片道300円なので、気軽に都会まで遊びに行けるのも利点の一つですね。

今振り返ると、幼少期からゲームに触れることが多かったです。このゲームを知っている人が地球上に存在しているか怪しいレベルの “どマイナーゲーム” ですが、初めてプレイしたゲームがこちら。

見れば分かると思いますが、小さい子ども向けのゲームです。

ボタンが4つしか無い、専用のコントローラを使うとても簡単なゲームでしたが、物心がつく前の僕は “やんちゃるモンちゃ” にこれでもかという程ハマりました。

このゲームは、まともにやれば頭が良くなること請け合い、ガリレオ・ガリレイも裸足で逃げ出すような天才児をぽんぽん生み出す神ゲーなのですが、やはりというか、案の定というか、僕はまともに遊びませんでした。

何かしらの行動を取った時に、恐らく確率で出てくるのであろう、偶然出逢ってしまったお邪魔キャラともう一度会う為、一日中『Xボタン』を押し続ける狂人に成り果てていたのです。

幼き頃の僕を何がそこまで突き動かしたのか分かりませんが、疑問を持った物や、好きな物はとことんやり込むという性格が、あの頃には既に出来上がっていたのかもしれません。

突然の引っ越し


元々好きだった読書や、まともな友人のおかげでなんとか気狂いにならず成長した僕は、保育園、小学校と順調にステップアップしていきました。しかし、二年生の秋頃に親から衝撃の事実を突きつけられます。

内容は、

  • 離婚をすることになった。
  • 一宮市から引っ越しをする。
  • 転居先は岐阜県の片田舎で、三年生からはそこの小学校に通う。

という事でした。何の前触れもない突然の大発表に、親がホットケーキを作ってくれるとワクワクしていた僕も流石の大泣き。
その時の部屋は「何で。何で」というのが精一杯な僕と、「ごめんね。ごめんね」とだけ答える親が抱き合う異常な空間でした。

ひとしきり泣いて落ち着いたら、切らしていたホットケーキミックスを買いに行ったのを覚えています。
やっぱり気狂いかもしれませんね。

引っ越しのその後

突然の引っ越しでしたが、根拠のない余裕と謎のコミュ力で着々と友達を増やし、新しい学校にもすんなりと馴染めました。

しかし、場所が変われば人も変わるというもの。

新しい町がそうさせたのか、新しい友人達がそうさせたのか分かりませんが、愛知に住んでいた頃は “ひたすら正義を愛し、悪を憎むようなジャスティスボーイ” だった僕が、岐阜に移り住んだ途端、“何事にもふわふわとした考えを持ち、何とかなるから大丈夫” という楽観的な人格に塗り替えられていきました。

友人達の為に弁明しておきますと、彼らは至って正常です。それに、岐阜県に足を踏み入れた所為で人格がねじ曲がるとも考えにくいですので、やはり根っからの気狂いだったのでしょう。南無南無。

地元の中学校に入学

周りのみんながスーツなどを着てバッチリ決めている小学校の卒業式に、たった1人だけジャケットにジーパンというラフな出で立ちで出席した僕ですが、そのまま滞りなく卒業し、地元の中学校に進学しました。

運動が出来ないにも関わらず、何故かサッカー部に入部した僕は、初日の軽い練習でゲロを吐き散らしたり、謎の言葉で一部の部員の心を掌握するなど、おおよそサッカー部に似つかわしくない人材でしたが、気の合う仲間や素敵な先生の指導により、何度も骨を折りながら身体を動かす楽しさに目覚めました。

勉強は大の苦手で、英語は一学期の段階で既に分からなくなり、数学もじわじわと遅れを取り始めました。

読書が好きだったので国語の点数は悪くなかったですが、それ以外の教科は壊滅的です。

このままではまずいと塾に入ったのですが、入塾時のテストで歴代最低得点をマーク。そんな僕を人並みの学力まで底上げして下さった先生の腕は本物でした。

 

工業高校に進学

片親でずっと育ててくれた母親に恩返しをすべく、なるべく早く独り立ちをし、会社に就職して金銭的に助けてあげたいと思い立ち、就職面に強い工業高校に進学しました。

部活動は、カッコ良い先輩達に憧れて弓道部に入り、真面目に活動していました。最終的には副部長を務め、中日本大会決勝進出を果たすなど、結構頑張っていたと思います。


弓道への愛はそれだけでは止まりません。
マニア気質が炸裂し、あらゆる弓具について調べ上げて友人の弓具の簡易的な修理をしたり、誰も使わなくなって久しく、廃れてしまった大昔の道具を復活させたりと、かなり個性が光っていたと思います。

高校生にもなると交際費も増えます。

このままでは無一文。そんな訳にもいかないので、バイトを始めました。近所のベーカリーカフェでレジ打ちや製造の手伝いなどなど。

生まれて初めての労働で得たお金は、何とも言えない達成感と、あれだけ苦労してこれだけか……という二つの思いが乗った、特別なお金でした。

 

就職先の第一志望が決定!

三角関数の洗礼を受けながらも何とか生き永らえ、どうにかこうにか働きたい会社を見つけ出しました。

福利厚生もキチンとしていて、待遇もバッチリ!見つけた瞬間ここしか無いと狂喜乱舞し、手を叩きながらも担当の先生に相談することに。

結果はなんと、「お前ならいける」とお墨付きを頂きました。
界隈では有名ですが、表立った企業ではなかったので競合する人も居なく、学力的な問題も抱えていない。まさにパーフェクト。

僕の人生はバラ色確定です。ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

大問題発生

そうは問屋が卸さぬと、ここで重大な問題が露見します。
その企業の方針で、今年は求人を出さないと決定したそうです。

「ほぼ確実に行けるって言ってたのに!学校側もそれを知ってたならもう少し早く教えてよ!」とやり場のない怒りをどうするか決めあぐねていたのも束の間、その事実を知ったのが就職希望先の最終決定日だったからもう大変。

めぼしい企業は他の人に取られた後で、第二志望先もありませんでした。

 

内定をゲット!

その後は先生方のご厚意で職場を紹介して頂き、試験と面接を受けることに。
緊張で口の水分を全て失いながらも、何とか乗り切り、無事に内定を頂きました。

僕のやりたい事とは違いましたが、兎に角就職できればいいと思い、そこで働くことに決めました。

 

人生のレールを外れはじめる


折角安定した仕事を見つけることが出来たのですが、なぜか心は晴れず、モヤモヤしっぱなし。

「起きている時間の半分以上をやりたいくない仕事に割くってどうなの?」

「生きる為のお金。である筈なのに、目的を履き違えて、お金の為に生きる。そんな人生を歩もうとしているのではないか」

「そもそも五日働いて二日休むって制度は如何なものなのか」

「目覚ましで毎朝飛び起きたくないなぁ……」

「会社で働くというのは、他人の夢の実現の手伝いであって、自分の人生を生きていないのではないか」

などなど……
ただの我儘が混ざっていますが悪しからず。

今まで小難しい事を考えずに生きてきたしわ寄せが来たのでしょうか。答えの見えない思考の沼に沈み込み、浮上不可能。

ひたすらに繰り返される自問自答で心がダメになり、学校に通えなくなってしまいました。

 

腐っていく

やりたくない事はあれど、やりたい事は依然見えぬまま。インターネットで時間を潰しては、自らの無能さを棚上げし、救いの手を差し伸べない社会を憎む。典型的な引きこもりの完成でございます。

いやぁ、豆ッ恥豆ッ恥。

 

美しく生きる人に魅了される

しかし、ここで腐り切る事はありませんでした。我ながら天晴れです。

ある時偶然見つけた動画で、狩猟の世界を知りました。今まで工場で働く事しか頭になかった僕には、命のやり取りで生計を立てている方の生き様はとても美しく見えました。

その方は、決して揺らぐことの無い強い芯を持っていて、自らの信念に従い行動しています。

言葉にするのは簡単ですが、それを実現するのはとても難しい事です。皆が夢見るが、現実を見て諦めてしまう。それでも僕は、心の底からそんな生き方をしたいと思いました。

 

狩猟団体の代表取締役に会う

知ってしまってはしょうがない。引きこもりとは思えぬ早さで準備をして、その方が所属する団体の代表の方に会いに行きました。

電車に揺られること数時間。ようやく会えたその人に、拙い言葉で何とか思いを伝えようとしたのですが、日の光も届かぬ部屋で長い間過ごしていた僕がまともに話せるわけもなく、ワタワタしていました。これには代表も苦笑い。

そんな僕に代表は、優しく話をしてくれました。

「君はまだ世界の広さを知らない。この世界には君の知らないような人や場所や仕事が沢山ある。狭い考えに囚われず、色々な物に影響を受けてから決めても遅くないんじゃないかな?今はやりたい事だけをやりなよ。大丈夫。若いんだから何でも出来るよ。」

確かになぁ…… そうだよなぁ…… と思いました。
今まで狭い範囲だけで自分の歩む道を決めていました。学校という閉鎖されたコミュニティで見つけた仕事。親や友達と相談して考え出した答え。どれも人生を決めるには狭すぎます。

この言葉で、少し視界が晴れたように感じました。

 

内定辞退

悩むくらいなら行動しよう。そう思い、親と先生に内定を辞退したいと伝えました。
烈火の如く反対され、怒られるのでは…… とビクビクしながらの報告でした。
しかし、実際は我が身のように一緒に悩み、考え、聞いて貰えました。本当にありがとうございます。

否定されるかどうかはやってみなければ分かりません。悩むくらいなら行動した方がよっぽど生産的です。

 

ニート爆誕

沢山の人の助けを借り、周りに多大な迷惑をかけながらも内定辞退を済ませました。
危ぶまれた単位も足りて、そのまま無事卒業。晴れて自由の身になりました。さて、問題はここからです。

安定した仕事を捨てた僕は、学校を卒業した瞬間に、学生からただの無職にジョブチェンジ。社会的な信用は地に落ちました。

引きこもった際にバイトも辞めていましたので、実入りも0。このままでは広い世界を見る手段なんてありません。はい詰んだ。人生詰みました。

 

救いの手が差し伸べられる

そう思っていたのですが、世の中広いものでして。酔狂というか、何というか、こんな僕を助けてくれる人が存在したのですね。いくら感謝しても足りません。

 

矢野大地さんとの出会い

いまさら僕が大地さんについて書く事は無いと思いますが、軽く紹介だけしておきますと、高知の山奥で宿泊費を取らずに迷える若者を泊めさせている……という方なのです。
そんな方を偶然twitterで見つけました。突然Retweetで回ってきたのです。
それを見た時にピーンと来ました!お金が無いけど世界の広さを知りたい僕にとって渡りに船です。
すぐに連絡を取り、インターン生として一ヶ月間お世話になる事になりました。

 

松本良史さんとの出会い

矢野さんの所にお邪魔する事が決まりましたが、それは一ヶ月ほど先の話。空いた時間をどうするか……と考えていた所に、またもや幸運が舞い込みます。

きっかけは矢野さんの時と同じくtwitter。松本さんの「誰か鳥取で仕事手伝ってくれないかな?部屋は貸すから」みたいな呟きを見つけた事が全ての発端。
よっしゃ行ったろうやんけ!とすぐに連絡。

むさし「いつでも行けますよ!そちらの都合に合わせます!」

松本さん「じゃあ明日で」

むさし「分かりました!ではまた明日!」

冷静に考えて頭おかしいですよね。殆ど県内から出ない僕が、岐阜から突然鳥取に。

何も調べていなかったから鳥取に何があるのかも分かりません。
というか何処にあるんだ鳥取県。

 

ノープランで鳥取に突撃!

急遽決まった鳥取旅行。しばらく家を空けると親に伝え、電車がメインの貧乏旅行開始です。岐阜から鳥取までは乗り間違えを含めて十時間弱かかりました。

二時間に一本の電車とかいつ振りに見ただろうか。

 

人生初の鳥取は、人生最高の鳥取に

現地に着いたのは夜遅く。取り敢えず明日に備えて寝る事になったのですが、松本さんが矢野さんとオンライン会議をしているのを見て、意外と世界って狭いんじゃない?なんて思いました。

翌日からは早速お仕事&観光です。半月近く滞在したのですが、鳥取での経験はとても濃いものでした。
例えば、

  • 車で7時間近く移動した後、肥料の配布でへとへとになる
  • 突然町会議員選挙を手伝うことになる
  • 街で偶然会った人とバドミントンをやる
  • あり得ないくらい綺麗な星空を皆で見る
  • 一日中畑と庭を耕して手に豆を作る
  • 町長さんとランチを一緒に食べる

などなど…… もっと書きたいことがあるし、それぞれでブログ記事一本書けるくらい濃いのですが、それはまたの機会に。

今まであったことの無い人達と触れ合えたのは僕の財産になりましたし、行動する事の大切さを改めて知りました。

自然豊か過ぎです。もののけ姫かよ。
そんな江府町が大好きです。

 

念願のだいちハウスへ!

鳥取でお世話になった松本さんもだいちハウスに行くそうで、乗せて行って頂けることに。人との出会いは大切ですね。

ようやく辿り着いただいちハウスです。感想としては、めっちゃ山の中です。もののけ姫かよ。あと虫がデカくて多い。

目の前が山だから仕方ないのですが、虫嫌いとしては結構大変。実家に帰る頃には、虫たちとも友好関係が築けているのでしょうか。

 

矢野さんからのアドバイス

何もせず一ヶ月過ごすのでは無く、目的を持って過ごさねば、何も変われないまま時間だけが過ぎてしまうでしょう。

僕は『自分のやりたい事を見つけ、それを仕事にできるようにする』という目標を立てて、早速矢野さんに相談。

そこで僕の、不明瞭だけど確かに存在するやりたい事をどうにか言葉にして伝えた結果、「取り敢えずブログ作りなよ」との事。

モヤモヤをはっきりさせるにはこれが一番なのでしょう。

 

ブログ始めます!

というわけでブログを作りました。もともとブログに興味があったのでいい機会でした。

残念ながらブログに関する知識は殆ど無いです。読みにくかったりするかもしれませんが、書いているうちに勉強してどんどん進化していきますので、もう少しお付き合い下さい。


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    就職内定を辞退し、様々な働き方を知るために旅をしました。その中で出会った『ブログ』に惹かれ、日々の発見や趣味、生き方などを発信することに。 弓道、ウイスキー、古めかしいものなど、ロマンのあるものが好きです。